2024年から20年後の未来
私たちの身近な汚れと
そのおそうじは
どう変わっているんだろう?

DUSKIN_AI

AIと考える
汚れ・おそうじ
未来予測2044

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汚れ・おそうじ
未来予測2044

DUSKIN_AI

面倒な家事が趣味に?

新たな汚れの登場?

健康状態が
AIに筒抜け?

新素材の登場?

人間がする
おそうじとは?

ホコリは増えるけど
掃除はしなくていい?

窓拭きがなくなる?

2044年
「汚れ」AI予測

ダスキンは、1963年の創業時から2024年現在まで、「おそうじ」と向き合って60年を迎えました。また「おそうじ」の大イベントである年末大掃除の実態を調査・分析をはじめて、今年で20年目になります。 そんな節目の年だからこそ、私たちの生活の身近な汚れが今後どう変化するのか?私たちのおそうじとの向き合い方はどう変わっていくのか?AIの力を借りて、20年後の未来の汚れを予測してみました。 さあ、あなたの身近な汚れはどんな変化を遂げるのか、一緒に未来を覗いてみましょう! ダスキンは、1963年の創業時から2024年現在まで、「おそうじ」と向き合って60年を迎えました。また「おそうじ」の大イベントである年末大掃除の実態を調査・分析をはじめて、今年で20年目になります。 そんな節目の年だからこそ、私たちの生活の身近な汚れが今後どう変化するのか?私たちのおそうじとの向き合い方はどう変わっていくのか?AIの力を借りて、20年後の未来の汚れを予測してみました。 さあ、あなたの身近な汚れはどんな変化を遂げるのか、一緒に未来を覗いてみましょう!

DUSIN_AI

INTRODUCTION

20年後の未来は
家事は“趣味”に
なっている!?

BACKGROUND

20年後の未来はすべての家事労働が自動化される?

2024年、SFで描かれる夢物語だったAI(人工知能)技術が現実味を帯びてきています。2044年になるとAIは人びとの生活に溶け込んで「当たりまえの存在」へ。
超高齢化社会が進行して就労人口は減少しますが、人間は単純労働、バックオフィス業務の大部分をAIに任せるようになります。その結果、より効率的に、創造的な仕事に打ち込めるようになり、安全で充実した日常生活を送ります。自動車や鉄道に代表される社会インフラのほとんどと、日常生活に欠かせない家事労働(掃除、洗濯、炊事、買い物など)もAIにより自動化されます。
「AIが主導となって家事労働する」時代です。人間の判断や手作業がゼロではないものの、昭和以前から平成にかけて1日の大半を費やしていた「日常の家事労働」から、人間は解放されることになるでしょう。

  • #AI(人工知能)技術
  • #家事労働の自動化
SITUATION

日常の家事労働はAIに取って代わり、人間は家事を特別な“趣味”として楽しむ。

家事労働のメインだった掃除は、2044年にはナノテクノロジー技術の進化により「汚れを落としやすい製品や技術」に加えて「汚れがつかない、汚れても自己解決してくれる素材や製品」が普及します。
さらにAIの台頭に象徴される「人間不要の家事労働」です。家の中は家具や家電をAIが連携・管理してくれる時代へ。個人のライフスタイルがビッグデータとして記録され、AIが最適な生活環境を導き出し、実際に作業までしてくれます。
だからこそ、今後は人間の手で家事労働をおこなう、という“趣味”が盛り上がるのかもしれません。2020年代においても「あえて人の温もりや、不便を楽しむ」ような趣味は珍しくありません。20年後の未来では、特別な機会での料理や、日本の家庭では恒例行事である年末の大掃除だけは、AIに任せっきりにせず1年を締めくくる。そんなカルチャーがあってもいいですね。

  • #自己解決型素材・製品
  • #AIによる連携・管理

CHANGES

20年後のお家の中の汚れを見てみよう!

Changes

KITCHEN

TOILET

BATHROOM

LIVING

WINDOW

CLOTHING

Click

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APPENDIX

未来では、こんなお掃除
道具が誕生するかも…?

#革命ver.
APPENDIX

食虫植物が進化!?汚れを食べる
エコペット・プランツ

遺伝子組み換えにより開発された、家の中を動き回って汚れを食べる植物。室内空気を森林レベルまで浄化。日常的にお掃除をしてくれるので、家庭内で出るゴミの量がグッと減るかも…?

APPENDIX

これで家庭の喧嘩もなくなる!?
ムードリンク・フレグランス

空気洗浄機が、空気を読む!?ただ空気を清潔に保つだけなく、人の感情を読み取り、その喜怒哀楽に応じて最適な香りを自動調整する空気清浄機。住人の気分を落ち着かせ、喧嘩もなくなる!?

APPENDIX

食べられる洗剤
クリーンスムージー

普段は洗剤として使用しながら、忙しない朝食のときなどは、高栄養価スムージーに!?「飲食用」と「洗浄」どちらの機能も兼ね揃えたハイブリッド型の洗剤が登場。洗浄後にすすいだ廃棄水は、自然に分解されるため地球にもやさしい。

#生態系ver.
APPENDIX

微生物が「キレイすぎない」家をつくる?マイクロバイオーム環境

微生物との共存で、免疫力向上や、病原菌の抑制が可能に!?人間は「過度に清潔」よりも「バランスの取れた微生物環境」で暮らしたほうが健康的と証明された未来では、家のいたるところに微生物の群衆を生息させることになっているかも。

APPENDIX

葉やカタツムリの構造を活用!バイオミミクリー洗浄

ハスの葉が水をはじくロータス効果を利用した浴室床や、カタツムリの粘膜でコーティングされた窓ガラスなど、自然が育んだ超撥水技術を家に応用。自然由来の素材で、人にも地球にもやさしく、家はいつもクリーンに。

APPENDIX

微生物の発光がアートに!バイオルミセントインジケーター

微生物の発光を、家の照明に活用!電気を使わなくても、部屋はいつも明るく、エネルギー消費が大幅に削減される。部屋の汚れ度合いに応じて、光が変化するので、AIや人間のおそうじに不備がないかの指標にもなる。

AIコンシェルジュが料理を提案し、後片付けまでやってくれる。

あらゆる素材革命に加え、AIが台頭する未来のバスルーム。

自分の身体のことは、いつもクリーンなトイレが教えてくれる。

すべての家具、家電がリンクして生活空間を支えてくれる。

人間不要でいつもクリアな視界に。

誰もがオシャレでキレイ、そして快適に服を着こなす。

汚れ
汚れ
汚れ
ホコリ蓄積量
汚れ
衣服手入れ

-70%

-50%

-90%

+50%

-75%

-80%

目にみえる汚れ
自動おそうじシステム普及率
洗濯時の水使用量

-70%

85%

-80%

おそうじ時間
入浴時間
おそうじ時間
おそうじ時間

5分/日

3分/日

10分/週

10分/週

生活様式の変化

日常の料理はほぼ自動調理任せに、人間は“趣味”として料理を楽しむ。

入浴という概念が大きく変わり、風呂場が健康管理センターに。

トイレが人間の健康管理システムへと進化。

リビングはあらゆる“日常”を網羅する多機能空間へ。

窓ガラスがスマートデバイス化を遂げる。

AIのおかげで、オシャレで健康的に。

リモートワークによる在宅勤務やオンライン学習がより一般化したことで、家にいる時間が増え、自宅のキッチンはフル稼働状態へ。しかし自動調理システムが普及し、AIが個人に必要な栄養素と好みを完全に理解し、最適な食事を提案・調理してくれるようになります。いっぽうで手の込んだ創造的な料理を自宅で学ぶサービスが普及することで、人間は「料理を完全なる趣味」として捉え「特別な記念日の手作り料理」などを楽しむようになるでしょう。

入浴習慣が大きく変化します。普段は3分程度の超短時間ミスト式シャワー浴で済ませ、休日など時間がある時は、30分以上浴槽に浸かってリラックスします。さらに超高齢化社会がより進むため、高齢者や要介護者をサポートする機能を持つ浴室も普及します。浴槽は人間のバイタルサイン、皮膚の状態、体組成、血液の状態などを自動測定。AIと連携して個人に必要な食事や運動の内容、ときに病院への検診を促すなどアドバイスをしてくれます。

1回あたりの水使用量が2024年より1/3程度の1リットル以下という、環境に配慮した超節水型トイレが普及します。
さらに、今までの用を足すという機能だけではなく、トイレは身体の状態をモニタリングする健康管理システムへと進化します。用を足したら、測定器がデータを採取し、AIが健康状態を評価。生活改善方法や医療アドバイスをしてくれるようになるでしょう。

リビングは単なる家族の団らんの場から、多様な空間へと進化します。たとえば、在宅勤務等の増加により職場として機能するほか、教育や娯楽の場など、人間の生活機能を統合した場になるでしょう。AI管理システムが常に稼働し、部屋の清潔度、温度、湿度、照明などを、自動でいつも最適な状態に保ち、生産性と快適性は飛躍的に向上するでしょう。AIによる自動管理のみではなく、スマートフォンやウェアラブルデバイスを使用した、人間の遠隔操作による調整も可能です。さらに、高性能空気清浄機の普及率が95%に達し、ほとんどの家で導入されます。

電気自動車の一層の普及や、より厳しい大気汚染規制が実施されるなどで都市環境が改善したことにより、窓からはクリアな景観や気持ちいい採光をもたらされます。
さらに窓ガラスはエネルギー生成機能や情報表示機能を持つスマートデバイス化を遂げるでしょう。

衣服とウェアラブルデバイスとの融合が進み、身につけるだけで健康状態をモニタリングし、フィットネスのガイダンスをしてくれるようになるでしょう。また、AIがその人の好みと体型に応じたファッションを、既製品だけでなく、3Dプリンティング技術を用いたカスタム衣服も含めて、提案してくれるようになります。

  • #自動調理システム
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  • #ウェアラブルデバイスとの融合
  • #3Dプリンティング技術
汚れの変化

汚れがつきにくく自己洗浄機能を持つ、革新的なキッチンが普及。

汚れがつきにくく、落ちやすい。自動洗浄機能付き浴槽も登場。

放っていても、汚れや匂いには悩まされなくなる!?

ホコリや汚れが増えようとも、“自動消去”時代へ。

もはや、窓ガラスが汚れない時代へ。

汚れにくく、汚れても自己洗浄してくれる。

自動で洗浄してくれるキッチンや調理家電、またおそうじロボットの登場で、人間の手でおそうじすることは、ほぼなくなります。さらに、汚れが付きにくく落ちやすいコーティングが施された調理台やシンクも一般的に。これらの効果で2024年に比べてキッチンの汚れは70%も減少。
しかし、ヘルシーブームを受け、動物の肉を使用しない代替肉が普及することで、新たな悩みとして植物由来の油汚れや植物繊維汚れなど新たな汚れが発生するかもしれません。

浴槽は、抗菌・防カビ効果の高い素材を使った、自動洗浄機能付きのものが一般化。水道水自体の質もよりよくなることで、今まで悩まされてきた水アカ、石鹸カス、カビなどの浴室の汚れは約半分に低下します。しかし、人間の身体から出る垢やフケの付着、排水口に残る髪の毛などのゴミなどは依然として残ってしまい、汚れが完全になくなることはないでしょう。

便器の形が進化して、尿が飛び散ることはほぼなくなります。また、ナノテクノロジーによる新素材が普及し、便器表面への汚れの付着は大幅に減少。尿石の生成が98%抑制されると予測され、残りの2%もトイレ自体の洗浄機能により消失します。さらに、目に見える汚れだけではなく、細菌やウイルスが瞬時に不活性化される技術も発達し、殺菌効果も高まります。
人間はトイレの汚れや匂いにはもう悩まされなくなるでしょう。

多様な空間へと変化することで、人がリビングにいる時間が増えたため、ホコリの総蓄積量は2024年比で約1.5倍に増加します。しかし、ナノテクノロジーを用いた新素材と、高度な空気清浄システムの普及により、綿ボコリなどの目に見える汚れは70%ほど減少。
また、食べこぼしや飲み物のシミは、瞬時に分解・吸収されて数分で跡形もなくなる床材やカーペットが実用化されるでしょう。

汚れは、2024年に比べて75%削減されるでしょう。窓ガラスの外側は、ナノテクノロジーを活用した自己洗浄コーティングが施され、雨染みや鳥のフンなどの汚れが自動で分解・除去されます。また、大気汚染が減ることにより、粒子状物質の付着も減ります。窓ガラスの内側は、結露やホコリの付着が抑制されます。

衣服にナノテクノロジーを活用した、撥水・撥油コーティングが使用されます。そのため、衣服につく、食べこぼしや飲み物のシミのうち、95%は付着せずに自然落下します。素材の微細構造が進化して、汗や皮脂など身体から出る汚れも80%ほど付着するのが抑制されます。
また、付着した汚れや臭いを自己洗浄してくれる衣服も登場しますが、ひどい泥汚れや油汚れ、または強い臭いに対しては、消臭剤を使ったり、従来の人間による洗濯やクリーニングが必要です。

  • #洗浄機能付きキッチン・調理家電
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  • #自己洗浄コーティング
  • #汚れの自動分解・除去
  • #ナノテクノロジー
  • #撥水・撥油コーティング
おそうじの変化

1日5分程度のメンテナンスだけで、いつもピカピカのキッチンをキープ。

人間をリフレッシュさせる浴室は、人間要らずでリフレッシュ!?

週に1回、10分だけの保守点検だけでいつもクリーンな状態へ。

AIロボット掃除機の台頭で、人間のおそうじはほぼ不要に。

家屋から高層ビルまで、おそうじや点検の自動化が進む。

洗濯という行為が減り、衣服の管理はカンタンに。

2044年のキッチンは、汚れにくいうえに、たとえ汚れたとしても自動洗浄してくれるので、長時間かかるようなおそうじが不要になりました。ただ、センサーが検知しにくい場所や、ひどく汚れた時、システムのメンテナンスなど、完全に人間いらずにはなりません。とはいっても、おそうじの時間は1日5分程度になるでしょう。
また、酵素を用いた汚れの分解・洗浄方法が発達。水の使用量も減り、環境にやさしいおそうじが定着します。

自動で洗浄してくれる機能に加え、壁や床には汚れを分解してくれるコーティングが施されることで、水アカや石鹸カス、カビなどはつきにくくなります。また、AIを搭載したロボットが浴室全体を自動でおそうじしてくれるため、日常的なおそうじのほとんどは人間いらずになります。
しかし、垢やフケ、髪の毛などのゴミや汚れまでを完全に取り除くことはできないので、AIガイダンスを参考しながら、定期的に人間がおそうじする必要はありそうです。

人間によるトイレのおそうじは週に1回、10分程度の管理・メンテナンスのみで済むようになります。汚れ防止機能を持つトイレの普及に加え、AIによる自動洗浄機能が、汚れを検知・除去してくれるからです。ナノスケールの洗浄機能、紫外線やオゾンを用いた自動殺菌システムなども普及します。
たとえ高齢者や幼児が汚してしまっても、AIが掃除方法を教えてくれるので、あっという間にキレイにすることができるでしょう。

ナノテクノロジーによる、自己洗浄コーティングが施された壁や天井、汚れにくい素材を使った家具が一般的になるでしょう。さらに、AIロボット掃除機が24時間365日体制で汚れを自動検知し、おそうじしてくれます。
そのため、人間によるおそうじや、ロボットをメンテナンスする時間は、週に10分程度にまで減少します。アンティークな家具や繊細な素材のカーペットは、特殊な掃除が必要なため、これまで通り人間の手による定期的なお手入れも必要となるでしょう。

窓自体が、太陽光と雨水を利用して自己洗浄する機能を持つようになり、汚れの蓄積を防ぎます。さらに、センサー技術を駆使して汚れを検知し、最適なタイミングと方法でおそうじしてくれるAIロボットも85%普及。高層ビルの屋外部では、ドローンや壁面移動型ロボットが、自動的に、または人間の遠隔操作でおそうじします。
そのため、人間による窓拭きはほぼ不要になるでしょう。しかし、システムの点検や、悪天候後の酷い汚れなどの際には、手作業も必要となります。

2024年に比べて、洗濯を含めた衣服の手入れにかかる時間は大幅に減ります。衣服自体が持つ防汚機能、自己洗浄機能により、洗濯は平均して週に1回、30分程度に。さらに、スマート洗濯機が80%ほど普及し、衣服の素材や汚れを自動判別して、適切な洗剤を選んで洗浄してくれます。
また、少ない水量で高い洗浄力を発揮するナノテクノロジー活用型の新型洗剤や生分解性洗剤も登場します。そのため、水の使用量が80%削減されるなど、より環境にやさしい洗濯が実現するでしょう。

  • #自動洗浄
  • #1日5分
  • #AIガイダンス
  • #週に1回10分
  • #ナノスケール洗浄
  • #紫外線・オゾン
  • #自動殺菌システム
  • #ナノテクノロジー
  • #自己洗浄コーティング
  • #センサー技術
  • #AIロボットの普及
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  • #スマート洗濯機
  • #生分解性洗剤

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